
東京2025デフリンピックの開催を控え、聴覚障がいへの理解と共生社会への関心が高まる中、日本ユニセフ協会は、このたび聴覚に障がいのある方にも安心して「ユニセフハウス」の展示を体験していただけるよう、インクルーシブな環境づくりに取り組みました。
具体的な取り組み内容は以下のとおりです。
• 筆談ボードの設置:受付や案内時に筆談での対応が可能です。
• 音声認識アプリの導入:音声を文字に変換するアプリを介して受付や案内時のコミュニケーションを支援します。
• 音声ガイドのテキスト版の提供:音声ガイドの内容を文字で読むことができます。
• 指差しコミュニケーションパンフレットの導入:簡単なやりとりを視覚的にサポートします。
• 聴覚障がい対応ワークショップの実施:聴覚障がい者の方々を招き、展示を案内するボランティアガイドを中心に、より円滑なコミュニケーションをめざしたワークショップを実施しました。

(C) PLAYWORKS/日本ユニセフ協会

(C) PLAYWORKS/日本ユニセフ協会
これらの取り組みにより、聴覚に障がいのある方にも、ユニセフハウスの展示を体験し、世界の子どもたちの現実に触れていただけます。
ユニセフハウスは今後も、だれもが安心して訪れ、学び、感じることができる展示施設をめざして、アクセシビリティの向上に取り組んでまいります。
世界の子どもたちと出会いに、ぜひユニセフハウスへお越しください!

(C) PLAYWORKS/日本ユニセフ協会